「豊かさ」と「幸せ」ってどういうことでしょうか?

9/7(木)放送の「早川菜々のこころ教室」では、”子どもが孤独を感じる要素”についてお伝えしました。日本では3人に1人の子どもが孤独を感じているそうです。

コミュニケーション不足であったり、ミネラルやビタミンなど心の安定に必要な栄養素の不足など、さまざまな原因が考えられます。また、原因のひとつに、自然と向き合う時間の少なさも考えられます。

思えば、東京の郊外で生まれ育った私が子どもの頃は、まだ自然が多く残っていました。私は、ぼんやりと空を眺めたり、草花を摘んで遊んだりするのが好きな子どもでした。ヨモギの葉を摘んできたら、近所のおばあちゃんがヨモギ団子を作ってくれたり、シロツメクサで花冠を作ったり、珍しい草花を見つけたら図書館に行って図鑑で調べたりしていました。草花の香り、小鳥のさえずり、空の色、今でも色鮮やかに覚えています。

以前、無農薬で花と野菜を生産している農家さんを訪ねたことがあります。子どもの頃に見たことのある里山の風景。農業の傍ら、里山を子ども達のために開放するという活動もされていました。その中で、悩みを抱えて学校に行けなくなってしまった子が、里山で一日を過ごすと、まるで何事もなかったように学校へ戻っていくという話をされていたのが印象的でした。

自然の中で過ごしていると、不思議と自分の中に答えが見つかります。生きる力が湧いてくるのを感じます。何もなくても幸せを感じます。

経済が発展するのに伴って、ゆったりとした時を楽しむ余裕がなくなってしまったのはなぜでしょうか。

デジタル機器を1人1台持っている現在。コミュニケーションは減り、家族でさえ目を合わせて会話をしなくなってきたといいます。子どもたちは習い事や塾で忙しく、昔に比べて外で遊ぶことも少なくなりました。

「豊かさ」を追い求めて社会は複雑になり、さまざまな問題が出てきました。番組で早川菜々さんが言っていたように「子どもは放っておけば自然に育つという時代ではなくなってきている」のですね。

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そんな中、2015年9月に、国連本部で開催された「国連持続可能な開発サミット」において、SDGs(持続可能な開発目標)が掲げられました。

SDGsとは、日本だけではなく世界全体が今後繁栄していくため、2030年までに達成すべき17の目標のこと。国内の課題と、国境を越えて絡み合う問題を同時に解決していくために国際社会が合意した「ものさし」のことなんです。

貧しい国も、豊かな国も、すべての国々に対して、豊かさを追求しながら、地球を守ることを呼びかけているのが特徴です。

世界で起きていることと、自分の身の回りで起きていること。関係ないようで、すべてつながっているのですね。これからは、みんなでよりよい社会を作っていく意識が必要になってきます。

他人事ではなく。。。

何かできることを探していきたいです。

すずめより。

過去放送はこちらからお聴きいただけますサゲサゲ↓

http://www.fmu.co.jp/harmony.htm